5.31 イドゥン嬢
暗い夜、道端での邂逅。
亡骸を葬り、少しだけ温かさを。
5.30 コレット嬢
雨降る夜、飛び込む酒場。
何気ない出会いは、きっと記憶にいつまでも。
5.28 アルベルト氏
人ごみの中。衝突して生まれた縁。
揃って想いを馳せるは、北の彼の場所。
5.25 ヴィオレット嬢・司祭氏
鎌首擡げる疑念と不安の中。聖なる水に微かな祈りを。
いつかきっと、彼女の元を訪れよう。
5.23 黒衣の男氏
明るい夜、現れる黒色の輪郭。
募る不安、逸る焦燥。――行かなければ。
5.19 セオ氏
移ろい行く情勢、彷徨止まず。
ひとまずは彼の生誕を祝って。
5.9 セオ氏
夜半、止まぬ雨に辟易しながら。
久方に言葉を交わす彼の、壮健を祈る。
5.7 ワン氏
雨から嵐へ、変わりゆく空の下。
止まらぬ流れに、如何にして抗おうか。